遅咲き 2009 4 11

 数年前は、梅の花が咲く前に、
よくバイオ銘柄(バイオテクノロジー銘柄)が急騰しました。
そして、桜のごとく、短期間で散ってしまいました。
これは、バイオ銘柄が、夢追い、つまり理想買いの段階だったからでしょう。
 知人によれば、最近も、小粒だが、バイオ銘柄の花が咲いたというのです。
今年は、遅咲きだったのでしょうか。
 政府による景気対策は、投資家にとっては、
「やらないよりも、やった方が、まし」という印象でしょう。
今一、インパクトがないような感じでしょう。
 政府が、「バイオ銘柄を、自動車産業のように大きく育てる」と宣言すれば、
投資家には、強烈なインパクトになったでしょう。
 政治家は、科学音痴が多いので、
どうしても、景気対策の関心が旧来型の産業に行ってしまうのです。
 確かに、数年前は、バイオ銘柄は、夢追い銘柄だったでしょう。
しかし、京都大学の山中教授のように、
iPS細胞の分野で大きな進歩が見られるようになりました。
バイオ銘柄が、「夢追い」から「現実」になる日も、そう遠くないでしょう。

また夢追いですか 更新日:2003年1月10日
 この時期は、花が少なく、さびしい。
もう少し待てば、梅の可憐な花が咲く。
 そして、桜。
桜は、その美しさで、大地に春が来たことを告げる。
誰もが、いつまでも咲いていてほしいと願う。
 人は、はかない美しさを、
より多くの人と共有したく、花見の席に集う。
 されど、五分咲きで集う者もあれば、
幸いにして、満開で集う者、
散り始めてから集う者もある。
満開の席に集えなくて、落胆する者多し。
 しかし、桜とは、そういうものである。
散り始めるのを見るのも美しく、
散って、その花びらが、大地を桜色に染めるのも美しい。















































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